一度「歯医者さんは怖いところ」と思ってしまうと、お子さまはなかなかお口の中を見せてくれません。そのため、私たちはまず歯医者さんに興味を持ってもらうことから始めます。歯磨きの練習をしたり、実際に治療で使う器具を触ってもらったり、機械の音を聞いてもらったりしています。
一つ一つステップを踏んでいくと、お子さまたちは段々と興味が湧いてきて、口の中を触らせてくれるようになります。それでも慣れないお子さまは無理には治療せず、自発的にできるようになるまで待ちます。そうすることで、「歯医者さんは怖くないところ」だということを自然と理解できるようになります。
子どもの頃に一度歯科医院に恐怖を抱いてしまうと、大人になってからも歯科医院に通うことができなくなってしまいます。結果的に、お口の健康は維持できなくなります。
お子さまの将来のためにも、子どもの頃から歯科医院に通う習慣をつけることは重要です。私たちはできるだけ歯科医院の良いイメージを持ってもらえるように優しい対応をするよう心がけています。成長するお子様のお口の健康を守る役割を果たすことができれば幸いです。
歯の表面に高濃度のフッ素を塗ることで歯を強化し、むし歯になりにくくします。大体3カ月から4カ月に一度行うことをご案内しています。
食べ物がたまりやすい歯の溝の部分を歯科用の樹脂で事前に埋めてしまうことでむし歯を予防する処置です。